はいどうも雨だろうです本日は19世紀に
活躍したロシアの文をレフトルストイの
人生論を紹介いたしますどんな作品かと
いいますと人間を苦しみは恐怖から
解き放ち真の幸福へと導いてくれる人生
哲学の古典的名著です特に今の自分自身に
対して満たされない気持ちを持っている方
にお勧めしたい一冊ですトルストイといえ
ばドストエフスキーやする芸レフと並び
称される19世紀のロシア文学を代表する
文豪の一人です彼の代表作戦争と平和は
世界で最も偉大な小説と評され線956年
には女優オードリーヘプバーン主演の映画
にもなりましたまた同じく代表作である
アンナカレーニナは近代小説の教科書と
いわれるこの後の文学作品に多大な影響を
与えただけでなく演劇
晴れオペラなどにも派生し今日でも極めて
高い評価を得ていますそんな世界的作家と
して名高いトルストイが晩年に築き上げた
死生観を収めたものそれが人生論という
作品になりますいかにも五人が語る処世訓
といったタイトルですか本書はそのような
代物ではありません当時のロシア政府が国
を揺るがしかねないと判断し発売を禁じた
ほど衝撃的な思想が記されているのです
それは声明は不滅であり人間の子は存在し
ないあまりにも極端で突拍子もない考え
難い聞こえますが実はこの生命不滅の思想
が本当に一国の歴史を変えてしまうことに
なりますなぜトルストイは人間の子は存在
しないと唱えたのかまた人間を苦しみから
解き放ち幸福へと導くものとは一体何なの
か大文豪が長年の施策の末に到達した究極
の人生哲学
どうぞ最後までお楽しみください
それでは参りましょうレフトルストイ人生
ロさあまずはこの動画の全体像からお示し
いたしますはじめに背景知識として
トルストイの人生について簡単にお話し
その後本書の内容を
往復を不可能にするもの最大の幸福を獲得
し最大の恐怖から逃れる方法
人間に与えられた2つの選択肢という3つ
のテーマに沿って進めてまいりますでは
早速背景知識から見ていきましょうレフ
トルストイ彼は1828年ロシア中部にあ
ルや砂やポリャーナという村に名門貴族の
4弾として誕生しました裕福な家庭では
ありましたが両親が早くに他界したため
トルストイての子供たちは親戚の叔母の家
に引き取られることになります教育は主に
家庭教師が行い大学にも進学しますが人
一倍繊細であったトルストイは学校生活に
なじむことができず次第に学問への情熱も
失われていきましたそこで彼は大学を中退
し子郷土村に戻って地主となり農民たちを
管理する仕事に就こうと決意しますしかし
恵まれた環境しか知らない青年にとって
キンコンにあえぐ村人たちの心情を理解し
信頼関係を築く9ことはそうたやすいこと
ではありませんでしたやがて両者の間には
埋められないほどの溝ができて行き地主と
して生きる道は早々に立たれてしまいます
これからいったい何をすればいいのか
そもそも自分は何をしたいのかトルストイ
は人生の袋小路に迷い込んでいきました
ある時は借金をするほど遊び方系またある
時は真面目に就職活動をしたり資格試験の
勉強などに励んだりしましたしかし何を
やっても中途半端で将来の進路は一向に
定まる様子はありませんでしたそんな不
安定な日々が続き4年の歳月が過ぎようと
していた頃ようやく転機が訪れるます長男
の2くらいが休暇を取り故郷に帰ってきた
のですそこで彼は人生に悩む弟の身を案じ
こんな提案をします私は今カフカース地方
で軍人として働いているよかったら私と
同じ村で一緒に生活してみないか突然の
誘いにトルストイは困惑しましたしかし
ニコライは幼い頃からずっと尊敬していた
憧れの存在であったため兄の言葉を信じ新
天地に旅立つ覚悟を決めますニコライが
暮らしていた村は黒海とカスピ海に挟まれ
たカフカース地方と呼ばれる山岳地帯に
ありました表雪に覆われた300ガラスの
ように透き通った空気
神々しいほどの大自然はまるで母のように
トルストイを包み込み深い内省の機会を
与えました奏者らか彼は幼い頃の記憶を
頼りに自伝的な小説を作るという着想に
至り
1852年幼年時代という作品を発表
ついに作家としてデビューを派出します
当時トルストイは弱冠24歳でしたが
ロシアの文学界は彼の類まれなる才能を
見抜き新たな仲間として歓迎しますその後
も次々と作品を発表していくとある時
ロシア皇帝アレクサンドル2世の目に
とまり大絶賛を受けるという幸運に恵まれ
ますこれによってトルストイは一生涯作家
として生きていくことを決意そして34歳
の時に10年来未完成であった中編小説
コサックを書き上げますこの作品は貴族
出身の放蕩息子が就職もせずカフカース
地方に一定現地の女性に恋をするという
まさに若き日のとリストおいが色濃く投影
された青春時代の集大成になりますその
傑作が発表された同じ歳に彼は当時18歳
であったソフィアにプロポーズしなんと
即日婚約が成立その後結婚生活と創作活動
の拠点も故郷の村であるアースなや
ポリャーナに移します子宝にも恵まれ
人生は順調に進んでいきましたそんな中
トルストイのはたまにかつてないほど巨大
なスケールの長編小説のアイディアが
浮かんできますそして彼は自分の命を
捧げる覚悟でそれを形にすることを決断し
ます現行は何度も何度も書き直され斉唱
する際は妻ソフィアの手も借りながら夫婦
共同で作業しましたそして実に7年という
創作期間を経て
1869年ついに不滅の芸術作品が完成し
ますそれがこちら戦争等兵はこの作品は
19世紀前半のロシアを舞台にナポレオン
本当の戦争を描いた長編小説になります
戦争と平和が大成功を収めると前作を
上回る超対策を作りたいという衝動に駆ら
れ休むことなく次回作の準備に取り掛かり
ましたところがはやる気持ちとは裏腹に筆
は一向に進みませんでした戦争と平和を
執筆していたときのように燃えるような
情熱が湧いてこない何か得体の知れない
ものが自分を引き止めているのではないか
そんな違和感に苦しみながらもう
トルストイは自分にムチを打って捜索を
続けましたそして1877年ついに戦争と
平和に並ぶ代表作アンナカレーニナを
生み出しますこの作品は安打という美女の
恋と悲劇を軸に当時のロシア社会を
映し出した長編小説になるいます同時期に
活躍した大文豪ドストエフスキーは本作を
次のように評したといいますアンナ
カレーニナは芸術上の完璧であって現代
ヨーロッパの文学中なに一つこれに比肩
することはできないこのようにトルストイ
は戦争と平和アンナカレーニナという世界
文学史に燦然と輝く芸術作品を作り出し
世間から惜しみない賞賛を得ることになる
のですしかし作家として成功を収めた彼の
精神はすでに限界を超えていました仕事も
家族も生きることの全て投げ出してしまい
たい
偉大な芸術を生んだ代償は想像以上に
大きくトルストイは強烈な孤独感や虚無感
に悩まされるようになりますわらにも
すがる思いで救いを求めるなか彼の頭の中
にある光景が浮かんできましたそれは過酷
な労働を強いられながらも自らの心に行く
髪を宿し善良に生きようとする民衆たちの
姿でしたそしてトルストイは気づきます
この苦しい状態こそ人間本来の姿であり
それを支えるのが進行であるやがて彼は
キリストの教えに従って生きることに
目覚め思想家としても活動するようにあり
ます中でもトルストイが重視したのが
マタイの福音書に記されている悪に対する
無抵抗しそうです後にそれはトルストイ
主義と呼ばれ軍隊からの離脱兵役の拒否と
いった暴力を完全否定する社会運動に発展
していきますその後彼は大病を患い成都市
を狭間を彷徨った経験から自信の死生観を
確立させ
1877年生命についてという本を発表し
ますしかしこれは当時のロシア政府から
祖国を否定していると判断されなんと発禁
処分となりますそこで彼は非合法で地下
出版するどや外国語に翻訳して海外出版
することなどさまざまな手段を検討し
1888年英語版をニューヨークで発売
することに成功その後海外を中心に翻訳版
が広まっていくと次に待望の日本語版が
完成しますそれがこちら人生ろ本柱つ紹介
させていただく作品になりますいかにも五
人が説く処世術といった雰囲気をまとって
いますがもともとは生命についてという
タイトルであり人間の性としが主要な
テーマとなっています当時のロシア政府が
発禁にするほど恐れたトルストイの死生観
それは一体どんなものだったのでしょうか
さあ背景知識は以上になりますここまで
よろしいでしょうかそれでは一つ目の
テーマ幸福を不可能にするものに進んで
行きたいと思いますでは行きましょう
緑の多い考え方をするために必要なこと
それは何を先に考え何を後に考えるのかを
よくわきまえておくことだどの考察が一番
でどの考察が2番なのかこのように重要性
の順番に応じて考察を配置することこそ
理性的な活動と言えるのであるこれに対し
理性的ではない活動とは考察の目的を忘れ
考察の順序も持たない不合理な活動のこと
だ本来の目的に結びつかない考察はどれ
ほど論理的であろうとそれは不合理な考察
なのである
なるほどものを考える上で大切なのはまず
考える目的とその優先順位付けが大切で
ありそれが理性的な活動であるというお話
でした例えば将来プログラマーになりたい
と漠然とイメージしている精錬がいたとし
ますこの時彼が優先的に考えなければなら
ない体鳩はないなのでしょうかスペックの
高いパソコン
それともコスパの良いプログラミング教室
に着いたでしょうかもちろんそうではあり
ませんなぜその職業立期待のかまたそれに
よって何を成し遂げたいのかといった自分
の内面を考察することのほうがより重要度
が高いといえます当たり前のように
聞こえる話ですが本雷の目的から外れた
テーマについて真剣に考えたり重要度が
低いテーマばかりに時間や労力を割いて
しまう事は誰しもよくやってしまうことな
のですその上でトルストイは次のような
市況をします人間は自分の幸福のために
理性の法則に従属すべき義務を持つ何者か
である
なるほどちょっと表現は硬いですが入って
いることは難しくはありません要するに
トルストイは人間は絶対に理性に従って
生きなければなりませんとなぜなら理性に
従って生きないと幸福になれないんですと
そのように言っているわけですずいぶん
思い切った主張ですがなぜ彼は理性をここ
まで重視しているんでしょうか結論から
言えば唯一人間だけが理性を備えている
存在だからです動植物には理性がない
しかし人間には理性があるだから人間は
それに従って生きるべきであるというわけ
です実際に人類は理性によって様々な技術
を進歩させ文明を発展させてきたという
歴史がありますので確かにその主張には
説得力がありますただ理性に従って生きる
ことがなぜ幸福の獲得においてそれほど
重要なのでしょうか小難しいことは考えず
に健康的に楽しく天寿を全うできればそれ
はそれで十分幸福な人生とも木や草です
しかしこういった考え autorest
位は真っ向から反対し次のように言います
施策を白井人々は
動物的自我を満たすことを幸福だと誤解し
ている
なるほどつまり理性を正しく働かせてい
ない人は自分さえ楽しければいい自分さえ
儲かればいい自分さえ愛されればいいと
言ったエゴイズムを満足させることを幸福
だと勘違いしているんですと自分の満足の
ためだけに生きているのならそれは動物と
変わらない態度であり人間の幸福とは
程遠い生き方であると言っているわけです
なかなか厳しいご意見ですが彼がここまで
苦言を呈しているのはなぜでしょうかそれ
は冷静になって考えれば自分1人だけが
幸福になるという状態はほぼ子出現しない
ということが明らかだからです例えば自分
だけが楽しくて自分だけが儲かって自分
だけが愛される状態を目指している人物が
いたとしますこの場合その人物はその願い
をすべて叶え幸福な人生を獲得できると
いえるでしょうかおそらく皆さんはその
確率は限りいなくゼロに近いとすぐに
気づかれたと思いますなぜなら誰もがそう
いったへゴリまみれた人と一緒に楽しい
時間を過ごそうとか重要な取引をしようと
か愛情を注ごうとは思わないからだところ
が世の中を見回してみると自分さえ幸福で
あれば他はどうでもいいといった考えの人
は決して少なくありませんその上で
トルストイは次のように強調します
個人の生命の幸福を不可能にしているもの
とは何か
それは個人的な幸福を求める者同士の争い
である
つまり自分さえハッピーならそれでいいと
いう思想の先にあるのは人間同士の足の
引っ張り合い騙し合い命の奪い合いなど
ですそうなりますと人間は幸福になれない
どころか自滅という最悪の結果を招きかね
ませんそこでトルストイはり異性を正しく
働かせ今こそ動物的自我の幸福を手放す時
だと訴えたわけですただ個人的な幸福を
放棄してしまったら私たち人間はいったい
何を目指して生きていけばよいのでしょう
かまたそれによって本当に人生が満足した
ものになると言えるのでしょうか
というわけで2つ目のテーマ最大の幸福を
獲得し最大の恐怖から逃れる方法に進み
その疑問を解消していきたいと思いますで
はいきましょう
我々は幼い頃から動物的な自我の幸福以外
にもっと素晴らしい生命の幸福があること
を知っているまたそれは動物的自我の幸福
を手放すほどより大きくなるものだという
ことも知っている生命のあらゆる矛盾を
解決し人類に最大の幸福を与えすべての人
が理解している感情それを我々は愛と呼ん
でいる
なるほど結局人間がは幸福になるためには
愛の道に進むしかないこれがトルストイの
結論ですまた彼は理性に従って生きること
を推奨していましたがそれは突き詰めると
愛を実践することであったというわけです
ただ愛する人も依頼し愛してくれる人もい
ないといった場合はどうなんでしょうか
そういった一定の条件をクリアした人で
ないと愛は何の救いにもならないの
でしょうか
この疑問に対しトルストイは次のように
答えます
愛とは愛するものと愛されるものに幸福を
もたらす美しい活動のことではない愛とは
自分自身よりも他の存在を好ましく思う
感情のことなのだみんなから愛されたい
そう君はねあっているのだろうならば君は
他社の幸福のために生きなければならない
自分を愛するのではなく他の存在を愛さ
なければならないそうすれば君には望み
通りの幸福が与えられるだろう
そして一人一人が愛を実践できれば我々を
帯びやかスあらゆるものが消え去る人間
同士飲むらしい争いも耐え難い人生6通の
死の恐怖すら消滅するのであるはいここで
留めます要するに自分のパートナーとか
子供とか友人といった特定の誰かに向け
られる好意が愛なのではなく自分以外の人
や物に対し全方位的に向けられる好ましい
感情こそ愛なんですとまたそれを実践する
ことで相手も幸せになるし自分も幸せな
気分になれるのだというお話です確かに
相手が喜んでくれると自分まで嬉しい
気持ちになるといったことはよくあります
おそらく皆さんも自分から笑顔で挨拶し
たり困っている人をサポートしたり動植物
や自然環境に配慮した行動を取ったりする
ことで不思議とみたあされた気持ちになっ
たことがあるのではないでしょうかつまり
この時自分の内側からを開いてくる
喜ばしい感情こそが真の幸福でありそれは
愛の実践によってしか手に入らないもので
あるというわけですただここでもう一つ
注目しておきたいことがありますそれは愛
は幸福をもたらすだけでなく死の恐怖すら
消滅させるというトルストイの主張です
さすがにそれは言い過ぎではないかと思わ
れますがこの言葉の意味を理解するために
は何よりもまず彼の死生観を知っておか
なければなりませんドル1位は本書で2
種類の人間を上げています
一つは声明を正しく理解している人もう一
つが生命を誤って理解している人です素直
に考えれば
生まれてから死ぬまでを生命と捉えても
良さそうですがなんとトルストイはこの
考えは完全なる誤りであるを否定します
その上で彼は自分の最愛の兄に古来の子と
キリストの死を例にあげ神の生命とは
いかなるものかを次のように語りますある
とき私の有賀シーンだ
その肉体は消え去り
を二度とかつての姿を見せることはない
だろう
しかしそのは彼がすべてを奪い去ったこと
言えばそうではない私の心の中には彼と共
に過ごした思い出が残ったのだ
その記憶は生前よりもし頃方がより輝きを
増し以前より一層強く私に働きかけている
それほど兄との関係性を感じ力を受け取っ
ていながら死んだありはもう生命を持た
ないと一体誰が言えるだろうこのように
肉体は滅んでも生命と世界との関係は
決して途切れることはなく人の心に作用し
続けるのであるそしてその力の強さ
愛の強さの度合いに応じてましていくのだ
その証拠にキリストを見てみるがいい彼は
何千年も前に死去し生存期間も短かったに
も関わらずその理性と愛の力によって
築き上げた世界との関係性は決して途切れ
てはいないそれどころか今だにと方もらい
人間たちに影響を及ぼし続けているので
あるなぜキリストは私は死んでも生きると
語ったのだろうかそれは彼が決して
断ち切られることのない神の生命に
踏み込んでいだからだのだ善良な老人で
あれ清廉であれ女性であれどんな人であれ
自分だけの幸福を手放しパの存在の幸福の
ために生きるならばその人は素手り世界に
対する新しい関係に踏み込んでおりその
結果シワ存在しなくなるこういった世界と
の関係性を築くことこそあらゆる人の生命
の仕事でありそれを確立できた人間だけが
未来の生命を信じることができるのである
はいここでと思いますなるほど清兵衛と
いうのは何歳から何歳までというように
時間で規定できるものでもなければ
そもそも一つの肉体に収まりきるような
代物ではないんですとキリストがいまだに
世界中の人々に影響を与えているように
世界との関係性ことが声明でありその絆は
愛の力によって強まっていき決して終わり
はないんだというお話でした内容がだいぶ
スケールアップしてきて混乱しそうですの
で一旦スライドでトルストイの主張を整理
しておきたいと思いますさあこちらをご覧
ください理性に従って生きることは
すなわち愛の実践である
愛の実践とは自分ではなく他の存在の幸福
のために生きることでありそれは世界とか
関係を築く活動である愛の力が強くなる
ほど世界との関係性も強くなる世界との
関係性が築ければ肉体が滅んでも誰かの心
の中で生き続けるため地という観念自体が
消滅するこのように声明を心理理解し合い
に生きる者はしおき納付する必要が
なくなるというわけです
いかがでしょう
なぜトルストイが愛によって死の恐怖が
消滅すると言っていたのかなんとなくご
理解いただけたでしょうか
さすがにキリストのようにはいかないにし
ても亀頭幸せにしそれと同時に自分も幸せ
になりさらに誰かの心の中でえいえんに
生き続けるという考え方はとても前向きで
希望の持てる死生観と言えますただ死の
恐怖が完全に克服できたとしても現在抱え
ている苦しみが消えるわけではありません
この問題について私たちはどう向き合っ
たらよいのでしょうかさあというわけで3
つ目のテーマ人間に与えられた2つの選択
肢に進みトルストイのアドバイスを聞いて
いきたいとおもいますでは行きましょう
人生は残酷で6ミラ苦しみに満ちているが
それでも我々は生きている命を断つ方法
など誰もが知っているというノリ苦しみを
恨み泣き言を言いながらそれでも我々は
生きているいったいそれはなぜだろう
この人生には苦しみをにも日イラクが多い
からなのか
いやそうではない
誰もが実は心の奥底で自分の生命の幸福の
ためにはあらゆる苦しみが必要だという
ことを知っているからだだから苦しくても
辛くても我々は生きているのであるだから
もうそろそろ人間は苦しみになれ
苦しみに小野数なぜくるc のか何のため
に苦しいろ過などと自分に問うのはやめる
べき頃合いだと思うのだいったいその質問
にどんな意味があるというのだろう苦しみ
とかイラクは常に結びついているそのこと
を君もすでに知っているはずだそれなのに
誰もが苦しみの理由ばかりを知りたがり
その反対のかイラクの理由についてはなん
だ興味を示さないこんなおかしな話がある
だろうか
そんな人間に与えられた選択肢は2つだけ
だ一つは苦しみを受け入れずに生きる道で
あるこれは自分の個人的な幸福こそが神の
子往復であるという誤った認識から生じる
態度であるこの場合自分の苦しみの大部分
が拷問となり絶望と憤りが与えられ続ける
だろうそして2つ目の道は苦しみを当然の
ものとして生きる道であるこれは他社の
幸福を自分の幸福と認めることによって
生じる態度である愛が少なければはそれ
だけ苦しみが増し
愛が多ければそれだけ苦しみから逃れる
ことができるだろう人間にとって唯一の
喜ばしい仕事それは苦しんでいるものに手
を差し伸べ苦しみの原因である迷いから
救うことだ
そのような愛の実践こそが人間に奪わ得る
ことのない幸福トーシンの生命を与えるの
であるはいここで留めますなるほど簡単に
まとめますと苦しい状態というのが人間に
とって当たり前の状態でありそれを当然の
こととして受け入れ前に進んでいくこと
それが真に生きるということなんですと
しかしその苦しみや痛みというのは決して
逃れられないものではなくて自分以外の誰
かの苦しみや痛みに良いそうとする愛の
実践によって忘れることができたり癒す
ことができたりするのだといったお話でし
たこのようにトルストイは命がけの捜索
活動を通して苦しみこそが人生の本質で
あり愛こそが人間を救う唯一のものである
という真理に到達するのですただ何より
重要なことは彼自身がそれを机上の空論で
終わらせることなく実際の行動流通した
ことです姫今に苦しむ人々がいれば自らの
収入や土地を手放し戦争が起これば非暴力
と隣人愛を訴える論文を書き災害や基金
などが起きれば自ら駆けつけて肉体労働を
行うなど惜しみなく愛を与え続けたのです
そして1910年寒い冬の日に肺炎を患っ
たことをきっかけに体調を崩し82年の
生涯に幕を閉じます葬儀にはなんと
トルストイを愛する1万人以上の参列者の
姿があったといいます
それから間もなく彼の書斎からある人物と
の手紙が発見されますそれは死去する
ちょうど1年前のものでした手紙の主は
南アフリカで働く弁護士てトルストイの
生き方や思想に感化され現地の民族解放
運動の指揮をとっていましたそんな彼に
対し
トルストイは次のような言葉を贈ったと
言います私は長く生きれば生きるほど人に
語りたくなることがありますそれは極めて
重要な無抵抗と呼ばれているもので本質的
にありの教えに他なりません愛こそが人間
の生活における最高にして唯一の法則で
ありそれはいかなる武力とも相容れない
ものなのです
それから数連合手紙を受け取った人物は
南アフリカでの仕事が一段落つくと祖国
インドへと帰って行きましたそして無抵抗
と愛の思想を掲げ
当時国を支配していたイギリスからの独立
を勝ち取るのですその指導者の名は
マハトマガンでいいかレコ曽我トルストイ
の思想と魂をその身に宿した最大の後継者
だったのです
このようにトルストイはたとえ肉体が滅び
ても愛する者たちの心の中でえいえんに
生きることができると自らの人生によって
証明してみせたわけですせーの苦しみや死
の恐怖から逃れ幸福を獲得するそのために
私たちはどう生きればいいのかこの究極の
難問に対し
トルストイが生涯をかけて出した答えとは
自分以上に他者を愛するという意外にも
シンプルなものでしたもちろんそれは誰も
が簡単にできることではない極めて困難な
試練と言えますしかしトルストイも
ガンディーもその理想に向かって一歩でも
前に踏み出すことが人類にとって大きな
前進であると信じていたのですこれからの
生き方について悩みもう疲れてしまったと
いう方は是非実際に本書を手に取ってみて
くださいトルストイの生命力あふれる言葉
がきっとあなたの心にも作用し生きる勇気
を与えてくれるはずですはいというわけで
人生論以上でございますいかがでした
でしょうかこてもうリクエストの多い作品
だったのですが楽しんでいただけた
でしょうかガンディーの代名詞でもある非
暴力不服従 bund 2勝差ティアグラ
ハ実はトルストイの思想が元になってい
ますご興味のある方は以前紹介した
ガンディー思想の集大成である獄中からの
手紙の動画もチェックしてみてください
この動画が面白かった参考になったという
方は高評価コメントなど頂けますと嬉しい
ですまたチャンネル登録もよろしくお願い
致しますではまた次の動画でお会いし
ましょうありがとうございました
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