回答もあなたのです本日は古代ギリシャの哲学者
エピクロスの教説と手紙について紹介を致しますどんな作品かといいますと
人間の快樂これこそが最高の前であり人生の目的であると歌った
海楽主義哲学の代表的著作ですただ
海楽主義という
言葉を聞いてあ今日の内容は人を堕落させるような怪しげな話に違いないと警戒された
方もいらっしゃるかもしれませんがどうかご安心くださいエピクロスのといた快樂主義
はいかがわしさのかけらもない
大変スマートなものです特にストレスフリーな生き方を目指している方
今の自分通り
相当のギャップに苦しんでいる方将来に対して漠然とした不安を抱えている方にぜひ
知っておいて頂きたい内容です
そこで今回の動画ではエピクロスを知る上で最も重要な著作である
今日雪と手紙を歴史的背景などを交えながらわかりやすく丁寧に紹介をしても
あります紀元前から伝わる海楽主義の世界
どうぞごゆっくりご堪能くださいそれでは参りましょう
エピクロス教説とてラビさあまずはこの動画の全体像カラーを示しいたします初めに
著者と作品の時代背景について簡単に紹介しその後今日雪とてが日の中身に入って
まいりますこの作品はヘロドトス宛ての手紙
ペトクレス宛ての手紙目の池薄宛ての手紙というように三人の弟子たちに宛てられた
手紙と主要教説
断片という短めの文章が収められています
手紙はそれぞれ異なるテーマについて語られているんですが
エピクロス6
をかいらく主義を知る上でもっとも重要なのは3人目の女の池薄宛ての手紙ですなので
今回の動画はその手紙と主要教説と断片の内容を中心に進めてまいりますそして最後に
彼の名言隠れていきをという言葉の意味について解説をして閉めたい
と思いますさあというわけでまずは著者について紹介を致します
エピクロス彼は紀元前30041年に古代ギリシャのサモス島に生まれました
父親は読み書きの教師をしていましたがこの職業は当時のギリシャでは奴隷と同じよう
に軽蔑され社会的にも経済的にも対応
変苦しい立場にあったと言いますそんな恵まれない家庭環境の中で育ったエビクロスは
両親の考えによってやがて学もうを志すようになり
12歳の時に哲学到底あいました成人になると
兵役の義務が課せられるため18歳の時に彼は島を出てギリシャの中心地
アテナイに上京することになります心がタイミングの悪いことに当時のアテナイは荒れ
に荒れていました
なんと各地で武力蜂起が起こり大変危機的な状況だったのです
なぜそんなことになってるかと言います事の発端は
エピクロスが上京した混ざりその年に起こった
世界的
大事件アレクサンドロス大王のしレスアレクサンドロス大王といえば古代ギリシャの
北方にあった
まけどにや王国の王子として生まれ後にロウロっぱ
アフリカアジアにわたる大帝国を築き上げた人物です当時の霧車
マケドニアに支配されその圧政にもう
秋苦しんでいましたそこで彼らは自由を手に入れるチャンスはアレクサンドロスがい
なくなった今しかないと判断しギリシャ全土で一斉に反乱を起こしたわけですそして
上京して間もないエピクロスも反乱軍の一員として戦場に駆り出され
抗いがたい歴史の流れに飲まれていったのですただアレクサンドロスという
カリスマがいなくなったとはいえマケドニアは大きくて強い国ですあえなく武力蜂起は
1年足らずで鎮圧されギリシャ鹵獲都市国家は次々と崩壊していきました
これによって多くのギリシャ人たちは家族を失い相克を失い
仕事を失い行くあてのない不安な日々を過ごすことになりました
また当時まだハタチ前後であった若きエピクロスも
マケドニアにたてついた人間として社会的自由を奪われ
まずし亡命生活を余儀なくされたのですしかしこういった極限の絶望状態がギリシャの
人々の
魂を完全に押しつぶして腐らせてしまったかといえばそうではありません
外の世界に自由や幸福がないのなら自分たちの内面にそれを見いだそうという動きが
活発化し
ヘレニズム時代を代表する2大思想が水にこのタイミングで誕生しますそれがストア派
とエビクロサー
ですストア派といえば禁欲主義をその特徴とする各派で過去に紹介した
セネカやエピックてとスラーストア派の代表的な哲学者です
一方エビクロス派というのはエビクロス岳人の末に作り上げた快樂主義を生活信条と
する学派で今回のメイントピック
口になりますエピクロスは存命中自らの思想を後世に残すべく
大変多くの著作を残しましたしかし残念なことにそのほとんどは消失し現存している
資料はほんのわずかしかありません
つまりこれから紹介する教説と手紙というテキストは彼を知る上で大変貴重な歴史的
資料などですさあそれでは以上の点を踏まえまして今日雪と手紙の中身に入って行き
たいと思いますではいきましょう
まずはこちらのスライドをご覧下さいこれは本書でエピクロスが示した
欲望のカテゴリーです彼は人間の欲望を
無益なものと自然なものというように大きく2つに分類しました
無益な欲望というのは富名声
権力といった世俗的な欲望のことを指します
歴史を見てもわかるようにこれらの欲望が
館
前に人を満足させてくれることはありませんまるで回数よう飲むようにどれだけ満たさ
れてもまだ足りない
まだ足りないと渇きを与えるような飽くなき欲望と言えます
そのようなことからエピクロスはこれらの欲望
人間にとって自然で笑無益な欲望と表現したわけです
一方自然
な欲望とは何かというと先ほどの反対
つまり人間にとって分駅ではない欲望ということになります
さらに彼はこの自然な欲望を必須なものと
必須ではないものというようにさらに2つに分解し整理しました
自然ではあるけれど必須ではない欲望というのは
例えば豪華な食事を食べたいとか豪邸に住みたいとかあるいは
異性との官能的な欲望を指しますたまには贅沢をしたいし
波部もはず車こういった衝動は人間誰しもあると思いますが
日クロスはそれ自体を悪いものとしてとらえていません
むしろそれは自然であり人の生活に売る多い
やー幸福感をもたらすことを認めていましたただ豪華な食事や大きな家がないと人間は
絶対に幸せになれないかというと決してそういうわけではなくもっと人間にとって自然
で必須な欲望があるのでそっちの方に目を向けるべきなんだよと
日クロスはそのように考えましたそれがスライド左
衣食住友人健康などですもう少し詳しく言うと自分の身の丈に合ったいる自分の体に
合った食事
自分のライフスタイルに合った住居一緒にいて楽な友達
痛みボってあるさもない健康な体こういったものが人間が神にこだわるべきよくも
つまり人間おかー
愛の状態に導く欲望であると説いたわけです
では具体的にどんな状態を日クロスはカイロ超たいと考えたのでしょうか
それでは本書に書かれている回の定期について確認してみましょう
我々の意味する会というのは
どーらく者の会でもなければ性的な京楽のうちに存する会でもない肉体において苦しみ
のないことと霊魂において乱されないことなのである
なるほどつまりエピクロスが入っているかイラクというのは暴飲暴食とか
酒池肉林といった派手な遊びによってもたらされる肉体的
日イラクではないというわけですそして肉体において苦しみのないこととありましたが
これは要するに健康であること体調が良い状態にあることを意味しています
また霊魂において乱されないことというのは心が穏やかであることだとイメージして
ください
つまり体調が良くて煩わしい悩み事がない状態
これこそ人間にとって海の状態すなわち報復な状態なんですよと説いているんです
例えばどんなにお金があっても豪邸に住んでいたとしても不健康でサラリーメンタルが
ボロボロであればその生活を心から楽しむことはできませんエビクロスに言わせれば
そういう人は海の状態から遠くはなれ
た場所にいる人ハッキリ言ってしまえば不幸な状態にある人となるわけです
ちなみに肉体的な苦しみがない状態のことをアポニア
精神的な苦しみがない状態のことをアタラクシアと言います
そしてアポニアとアタラクシアという2つの状態が人間に精神的な快樂思っ
ラス理想的な状態であると日クロスは考えたのですその上でエピクロスは日イラクと
付き合っていく上での注意点を次のように述べます
会は第一の生まれながらの前である
しかしどんな会でも構わずに選ぶべきではない
なぜならその回がその会自体
の何倍もの患いを我々にもたらす可動性があるからだ
これと同様にどんな苦しみも必ず避けるべきとは限らない
我々はそれらを図り比べ利益と損失を考えることによって全ての海と苦しみを判別し
なければならないのである
はいっ
ここで留めます海楽主義といっても自分にとって心地よい選択ばかりしていてはダメで
時にはやりたくない苦しい洗濯もしましょうとそのためには自分が得られるであろう
利益とこうグルであろう不利益を考えて判断して下さいどうしちゃってるわけです
例えば今目の前にあるドーナツを食べてす
9分の快樂を味わい後で後悔し苦痛をかみしめるのかそれともジムに行って自分の肉体
に苦痛を与えて数ヶ月後李体型の変わった自分の姿を見て満足感にした
のか果たしてどちらがあなたをより大きな精神的快樂に導く選択なのかよく考え
ましょうというお話です
そしてエビクロスは偕楽主義を実践するにあたって二つの重要なキーワードを上げてい
ますそれは
しようと自己充足ですではま寿司ロリ関するエピクロスの言葉を
聞いてみましょう資料とは最大の前である資料深く
美しく正しく生きることそれだしに人は快く生きることはできない
また快く生きるということのない人は資料深く
美しく正しく生きることができないはいちょっと混乱しそうですが数
ごく簡単に言いますと偶然とか運とかその場のノリとかに任せで生きるのはよろしく
ないですよと何が正しくて何が間違っていくのか
それが自分なりによく考えて判断して生きてください度言ってるわけです
人生リはたまたまラッキーでうまくいくこともあります一方簿のすごくよく考えた結果
失敗してしまうこともありますただどちらが正しくて美しい生き方かといえば結果は
どうであれ
よく考えるいた方であるというわけですまた言うまでもなく
人生は常に選択の連続ですそんな中よく考えもせず
運や偶然だけでうまくいったとしても
いつか大きな失敗をするかもしれないという恐怖心が常につきまとい
心が休まることはありません一方思慮深い人はどれだけ失敗しようがどれだけ恥を過去
がなぜそれが駄目だったのかをきちんと検証し着実に冷静に前進していきます
となりますと果たしてどちらの方が
心穏やかに人生を歩んでいるかと問われれば明らかに思慮深い校舎となるわけです
つまりあたら串屋という心の平穏を目指すエピクロス派にとって資料という概念は
極めて重要なボロだのです
そしてふたつめのキーワードが自己充足です
これは要するに自分の中で
これで十分満足だと分相応のところで線を引き
それ以上のことを求めないことを意味します一言で言ってしまえば
足るを知るという考え方に近いものです
では実際にエピクロスの自己充足に関する考察を聞いてみましょう
自己充足を我々は大きな前
うーんと考えているつまり贅沢を最も必要としない人間こそが最も快く贅沢を楽しむの
だ
半盲水も欠乏している人間がそれを口にすれば
最上の会がその人に与えられるのである
質素な食事に慣れておくと人間は健康になれる
生活するうえでやるべき仕事にもためらわずに向かうことができる
そしてたまにする贅沢な食事も
心から楽しむことができる自己充足が我々に与えてくれる
最大の果実それは自由なのだな
はいここで留めますなるほどよは無駄に生活レベルを上げない方がいいですよというお
話です給料が10%分かりました
じゃあ生活レベルも10%上げましょうこういったことをし
いれば心が満たされに行くコスパの悪い身体になってしまいますそうならないためにも
エビクロスは普段から質素な生活に慣れておき
回路状態を得られやすい自分を作っておきましょうと
そうしておけば余計な欲望によって心が乱されないのでやりたいことやるべきことに
集中できるしいいこと
ばかりですとだからこそ贅沢を必要としない人間を目指しましょうとそのように言って
いるわけです
ただ
は誤解のないようにお伝えしておきますとエピクロスは何も常に質素でいなさいよとは
言っていませんむしろ質素にこだわりすぎる人は過度に贅沢をする人と同じような過ち
を犯す危険性があると注意を促していますですからシストの中にほどよく贅沢を入れる
バランス感覚が重要であ
あると言えますまた彼は自己充足という状態に至るためには自分が欠けていること
ばかりに目を向けないという点も強調しています
人間は自分にないもの他人が持っているとなぜか自信をなくしてしまったり妬んだりし
てしまう傾向があります
ですがそういった無い物ねだりばかりしていてはもう
をすでに持っているものの価値を見失ったりそれ自体をなくしてしまったりする可能性
があるとエピックロスは行っているのです当たり前のように動く健康な体
すぐそばにいる友人や家族雨や風をしのげる住居
これらは冒頭にお示しした欲望のカテゴリで言うところの左側
つまり人間にとって自然で必須な欲望の対象です
これらりフォーカスし自己充足することによって人は誰であっても海里満ちた人生を手
にすることができるというわけです
さあ目の池薄宛ての手紙についてはここでおしまいなのですがここまで聴いていかが
でしょうか
開学主義といっても結局は我慢ばかりで辛いんじゃないかとかいろいろな誘惑や刺激に
さらされながら自己充足するってだいぶ無理があるんじゃないかとか
おそらくいろいろなツッコミどころがあった
んではないでしょうかそこで最後にエピクロス的な生き方を可能にするための本日の最
重要キーワード
隠れていきをこの言葉に解説を加えて終わりたいと思いますこれはエビクロスが払った
名言の一つで具体的には自分の心の乱れの原因となっている世間と距離をとっ
自然の中で心を穏やかに静かに暮らしなさいということを意味しています
エビクロスの弟子たちはこの言葉を自分たちの人生のスローガンとして掲げ
障害守り続けたといいます時代背景の時にもお話しましたが
エビクロスは若い時から命の危険と貧しさと
車
快適不自由さを十分すぎるほど味わってきた苦労人ですそんな彼にとって心の平穏は何
にも代えがたい幸福でしただからこそエピクロスは自分の身と煩わしい世間との間に
一線を退き
隠れて生きることを決意したのですた
な彼がこの言葉によって表現したかったのは単なる孤独の勧めではありません
つまり人との交わりをすべて立ちなさいとか
隠遁者のように山奥で静かに暮らしなさいとか人間社会との断絶を求めているわけでは
ないです
なぜそう言えるかは本書の主要経節に記されている
次の1文にあります
全生涯の祝福を得るために知恵が手に入れるものどものうち
友情の所有こそが分けても最大のものである
はいつまり私たちの人生を豊かに彩ってくれるものはいろいろあるけれど
友情ほど価値があるものはないとおっしゃっているわけです
ではエビクロスは一体と
をやって隠れていきながら厚い友情を手に入れていたのでしょうか
結論から言いますと35歳のときに学校をつくったことがきっかけであると言われてい
ますただその学校というのは一般的な小中学校のようなものではありません
また学習塾のようなものでもありませんそれは通称庭園学校と呼ばれ
自然豊かな美しい庭の中に立ちなんと住居が併設された隠れ家的な教育機関だったん
です
そしてエピクロスは自分の弟子とその家族を学校木招き
仲間との共同生活を楽しみながら共に哲学の研究に没頭しました
つまり彼は自分の哲学の実践と探求を一人ではなく仲間と共に行える
独自のコミュニティを作り上げたのです記録によればこの庭園は弟子たちのサポートに
よって運営されていた様ですただエビクロスはほんのわずかな分担金と食料しか
受け取らず
贅沢とは縁のない
最低限の暮らしをしていましたしかしそれでも彼は同じ志を持つ仲間達ど
好きなことをし続けられる日常に心から満足し精神的快樂を得ていたのですさらに
エピクロスは自分の弟子の家族や召使の奴隷たちにも哲学研究人参加する機会を
またへ誰に対しても思いやりを持って接していたといいます
そんな彼だったからこそ多くの仲間から尊敬され
遅延され庭園学校というコミュニティが成立し得たのかも知れません誰だ誰よりも健康
とメンタルに気を使っていた
エピクロスですが晩年は腎臓結石を患いその激痛
頭によって大いに苦しんだといいますしかし彼は死の間際にあっても心を乱すことなく
友人に手紙を書き
次のように自分の心境を語りました
障害の子の祝福された日そして同時に終わりとなる日
私は君にこの手紙を書く山井は重く
激しい痛みはもう治りそうにないしかしこんな状態にあっても君と語り合った日々の
思い出によって私の魂は喜びによって満たされて
いるのださらにエピクロスの遺言には相続のことだけではなく
で市の子どもたちが生活に困らないための段取りあ
召使い出会った奴隷たちを解放してほしいといった指示などが記されていました
彼は耐え難い苦しみに襲われながらも遺されたものたちの心の平穏
アタラクシアを守ろうと最大限
配慮し熱い友情と魂の喜びに包まれながらその偉大なる人生
幕を下ろしたのです思慮深く美しく正しく生きた古代ギリシャの大哲学者
エピクロス彼の手紙は2000年という途方もない時間を経て私たちの元に届けられた
アタラクシア位の
招待状ですご興味をもたれた方はぜひ一度この手紙を開いてみてください
きっとエピクロスはあなたを友人として迎え入れ
心豊かな人生導いてくれるはずです
はいというわけでピクロスの教説の手紙
以上でございますいかがでしたでしょうかこちらの作品
実は1年以上前からたくさんのリクエストをいただいておりました
だいぶ遅くなってしまって大変申し訳なかったんです
楽しんでいただけたでしょうか自分が行きやすいコミュニティをつくってその生態系の
中で健康と心の平穏を保ちながらシンプルにやりたいことをやってシストに暮らす
そんなエピクロス的な生き方はおそらく今の時代でも十分共感されるような
古くて新しいライフスタイルだと思います今回のない
を聞いてご興味をもたれた方はぜひ実際に本書を手に取ってみてくださいまた
エピックロス波動双璧をなすストア
こちらについては何度かチャンネルで登場しております
概要欄に過去の頭がのリンクを貼っておきます聞いある方はぜひチェックしてみて
頂ければと思いますこの動画が面白かった参考になったという方は
高評価コメントなど頂けますと嬉しいですまたチャンネル登録もよろしくお願い致し
ますではまた次の動画でお会いしましょう
ありがとうございました
[音楽]