【究極の名著】人生の短さについて|セネカ ~ いつも忙しく、頑張っているあなたへ ~

 

 

配当も阿波たのです本日は古代ローマの哲学者セネカの人生の短さについて
こちらをご紹介いたします今から約2000年前に書かれた名作中の名作でございます
どんな内容かすごく簡単に言うと
仕事や雑務に追われていたり怠惰な生活をしていたりすると
人生
では実に短く儚いものになってしまう
それは何あなたをとてつもなく公開させ苦しめるだから気をつけてくださいねというお
話です実は古代ローマの人々も現代の我々と同じようにあっという間に一日終わっ
ちゃったよとかも
こんな歳になっちゃったよとが過ぎ去っていく時間の速さを投げたりダラダラ過ごして
きた時間を悔やんだりしながら生活をしていました
そんな中セレカはもっと時間の使い方考えたほうがいいよ人生って本人の過ごし方次第
でもっと長く充実したものにできるんだよと本作で主張したわけですそしてこの
動画では古典を普段読まないという方でも十分に楽しんで頂けるように当時の時代背景
作品の中身としてセネカの人生という3つのテーマに沿ってお届けして参りたいと思い
ます
約2000年という膨大な時間を生き続けた個展に宿る圧倒的スケールとその面白さを
ぜひご
体感くださいそれでは参りましょうセネカ人生の短さについて
さあまずこちらの絵をご覧下さい非常に有名な絵画などですがご存知でしょうか
この中にせねえかがいます
そうです真ん中のおじいさん彼がセリカですただ何をしているのかちょっとよくわかり
ません
数名の男たちに囲まれながらほぼすっぽんぽんの状態で
を気に入っていますちなみにこの絵のタイトルはせねえかのほにゃららですさあこの
空欄には何か入るんでしょうか
そして彼はいったい何をしてるんでしょうか答え
はこの動画の後半にあるくらいバックスを越えたあたりでお伝えしますのでこれからお
話しする内容を聞いていただきながらぜひ考えてみてください
さあではさっそく本作を楽しんでいただくための時代背景について見てまいりますまず
セレ買ってって姉を個からお話をいたします
彼は今から約2千年前古代ローマで活躍した政治家であり
代表的なストア派の哲学者としても知られている人物であります2とは派というのは
ストイックという言葉の語源にもなっているのですが
禁欲主義をソロ特徴とする哲学の学派の一つです彼が生まれたのは今のスペインにある
騎士階級の大変裕福な家庭でした
そして少年時代にローマに移り住みそこでしょ
修辞学や哲学を学び30代の時に財務官となって政治の世界に入っていきました
要するに実家はお金持ちで真面目で勉強し官僚になるという典型的な出世コースを歩ん
だわけです
ずっとなりますと青彼の人生はさぞかし順風満帆だったろうと思われるかもしれません
が全くそうではありません
弁論術にだけ演説があまりに甘すぎるという理由で
時のローマ皇帝に嫉妬され殺されかけたり宮廷内の陰謀に巻き込まれ
掘るしか島という島立伊保されたりと何かと理不尽な梅里穂
ロー晴れるんですねちなみに島流し流刑というのは社会的身分が剥奪され
ある意味死刑に匹敵するレベルの刑罰と言われていますしかしそんな中でもセネカは
腐ることなくむしろコルシカ島という自由な環境でのびのびと学問や著作の執筆など
自分がやりたかったことに打ち込んだとされています
そして島で暮らし
始めてから8年が経過しようとしていたある日のこと
どういうわけだか彼はこの重たい県発を解かれるんですね
そして今すぐしまうででローマに戻ってこいとをお国の偉い人から声がかかるんです
いったい何事だと思ってローマに戻るとセネカを待っていたのはなんとローマ皇帝の妻
である
皇后阿久比 p らでしたそしてローマ皇后はセネカリコーいます
コルシカ島での暮らしご苦労であったさてセネカよ
単刀直入に言うが私の子供の教育係をお前に任せたい
8
てくれるかところがセレカはこの人は急に何を言い出すんだ
なんか裏でもあるんじゃないかとちょっと警戒しますするとアグリッピーナはいうわけ
ですせねかよお前の兄を解き
ローマに戻してやるよう手を回したのはこの私だ
それを理解したうえで今から話すことをよく聞きなさい
私ははが行為ず
で校庭にしたいと思っているだがお前も知っての通り
あの子は私の前の旦那との子供があっつまり今のローマ皇帝の容姿という形にはなって
いるがそこには血のつながりはない
このままいけば工程は前妻との間に生まれた
実の子供を後継者として選ぶだろうそうなればわが子
おしまいだならば私はどんな手を使ってでも自分の好々亭に据えればならない
この母の気持ちがわかるかセレカお前の優れた知恵と人望が必要なんだ
力を貸してほしいとまぁこんな感じで説得され
ゼネカは渋々少年の教育を引き受けることにしたわけですその時成果は49歳
これ以上政治の世界で泥臭くバリバリあるより
哲学の世界に没頭して余生を楽しもうと思っていたんですね
にもかかわらず政治利用のためにしょーもない重責を負わされ
貴重な時間を奪われてしまったというわけですそしてちょうどこのストレスフルな状況
の中
執筆を始めたのが本日ご紹介する人生の短さについてという作品なんですそしてセネカ
の教育とアグリッピーナの策謀によりその少年は16歳という若さでローマ帝国の第五
代行
体として即位しますこれが後に暴君としてその名を歴史に刻んだ法廷ネロです
学校の教科書にも必ず出てくる悪名高い工程ですね
ちなみに教育係だったセネカは死生観という事実上正解のトップのチームで出世し
皇帝ネロの補佐官という役割を担うことになる
ましたネロの皇帝即位後もセネカは持ち前の能力をいかんなく発揮し
若き宿を支え続けましたその甲斐あってか初めの数年間
ネロはローマ帝国の皇帝として優れた政治的リーダーシップを発揮します
その結果後にローマ帝国の霊堂最大規模まで広げた名君捉えラヌス体でも及ばないと
言われるぐらいの素晴らしい知性を気づいたんです
ところが即位から5年ほど経過したあたりから皇帝ネロの様子がおかしくなります
なんと誰の手にも負えないサイコパスモンスターに豹変していったんです
自分の妻そして母であるアグリッピーナの命を奪い
一説によればローマに火を放ちキリスト教徒に次を擦り付け
大迫害を行うなど非常に残虐な圧政を行ったとされていますそしてセレカはそんな皇帝
ネロを見限るようにして事実上政治の世界を引退しそこからようやく子
海野やりたかった哲学の世界に没頭し始めるというわけですさあここまでよろしい
でしょうか
セネカがどういう人物でどういう時代を生きてきたのかざっくりイメージいただけた
でしょうか
次に人生の短さについてを読む上で1店押さえておかないといけない前提知識があるの
でそこだけさらっと触れさせてください
結論から言うとほど作品
員はパウリヌフという男性に向けて書かれた手紙であるということです当時のローマ
帝国というのは自給自足が難しかったので
国家主導で小麦を輸入し国民に無償配給するというシステムをとっていました
いってみれば小麦版ベーシックインカムみたいなことを国家事業として行っていたん
ですね
でパウリルスという人はその穀物管理事業責任者でした
つまり仕事バリバリのお偉いさんですそんな彼に向けて寝ろの教育係をやっているせね
から君は働きすぎだから休んだほうがいいよ
引退して好きなことをした
ほうがいいよと忠告をしているという設定の作品なわけです
いやセネカ皿お互い様じゃないですかと言いたくもなりますが
セレカはパウリぬすだけじゃなくて自分自身に対する戒めの意味も込めてこの手紙を
書いたのではという話もあります背景知識の話はここでおしまいですここからいよいよ
作品の中身に入っていきます全体の
流れをつかんでいただけるようにポイントを絞ってカジュアルに進めていきます
では早速パウリ留守に当てたセネカの手紙をのぞいてみましょう
多くの人はこんな恨み節お湯ああ人生って奴はなんでこうも短いんだ
時は残酷なほどあっという間に過ぎ去りさあこれからだと思った時にはもうタイム
終わる
なっていう実は医学の父ヒポクラテス哲学者アリストテレスといった賢者たちも例外で
はなく皆が皆同じように時の速さ
人生の短さを嘆いていたようだまったく
自然の摂理に対して文句を言うなど私には正直理解ができない
そもそも人生とは短いものではないの
われわれはみな偉業を成し遂げられるほどの十分な時間を等しく与えられているそれを
短く感じるというのはただ鹿も浪費しているからにすぎない
例えば莫大な財産だって金の使い方が分かってない人間の手に渡ればあっという間に
なくなるだ
人生の時間もそれと同じなんだ正しく使うことで
十分ゆとりを持った人生に変えることができる
しかし多くの人は果てしない欲望や誰かに評価される欲求にとらわれ
媚へつらうことで時間を消防させてしまっている
例えば想像してみてほしい自分の土地や財産が理不尽にも他の誰かに侵害されたら
あなたはどんな行動をするだろうか
部費を持つな
にしてどうにか抵抗して必死でそれを守ろうとするだ
誰だって自分の財産を他人に喜んで差し出すはずはないからだ
ではなぜ人は自分の時間という財産に限ってはこう
も簡単に他人に差し出してしまうんだお金に関しては無駄遣いはしないという人でも
時間となると変域で無駄遣い恐れ同じ財産であるにも関らず実におかしな話だ
はいここで一旦止めましょう要するに土地やお金を持っていようが無駄遣いをし付け
たら何貧乏になるように人生の時間も浪費すればその分短くなるの
は当たり前だろうと言っているわけですそしてここで言っている浪費というのは欲望に
溺れること
バタバタと仕事に追われること怠惰に過ごすこと
他人の目を気にして神経をすり減らすことなどですね
なかなか耳の痛いご指摘ですちなみにせね彼は自分が持つすべての資産を国に寄付する
ことを交換条件として公
皇帝ネロに引退の交渉をしたとされています
時間という財産を他人に差し出すなというセネガメッセージは彼自身のこういった勇気
ある行動からもうかがい知ることができます
では続きを見ていきましょうこれまで自分のためにどれだけ人生を使ってきたら
そしてどれだけ他人に自分の人生をか
掠め取られてきたから一つ一つ振り返ってみてほしい
どうだろう自分が天寿を全うしないうちにもうすでに死にかけていることに気付かない

じゃあなぜ多くの人はそんな状態に陥ってしまうかといえば自分は
a に生きることができると勘違いして生きているからだ
だからどれだけ自分の時間が失われたかなって気にも留めない
よく50になったら今の仕事を辞める60になったら今の仕事から解放されるなどと
言っている人間がいるがそもそも長生きできる保障が一体どこにある
終わりの鐘が鳴った時にやりたいことにとりかかるのであっておく
丹念に計画を練り上げそして老人になるまで行動を起こすことを先送りにするなんで
死すべき運命を忘れた愚かな行為だと思わないかはっきり言うがパおりですから君の
ような生き方をしていると人生はたとえ専念があってもまだ足りないと感じるはずだ
多忙な人間が何よりなおざりにして
いるのが生きるという最も学び方へ学問だ
それ以外の学問ならいくらでも教えてくれる人がいるだろう
しかしどう生きるか同市額こういったことについては誰も教えてくれない
自分自身が一生かけて学んでいかないといけない
人生の長さとは自分の時間をどれだけ自分のため
だけに捧げたかで決まるだから寸暇を惜しみ
他人に支配されることなく一日一日を人生最後の日のように過ごしてほしい
バタバタと忙しくしていたら人生は急ぎ足で去っていく
そしてやがて死が訪れそして自分が好むと好まざるとにかかわらず死ぬための時間と
向き合わないといけない
人生というのは止まることのない急ぎ旅のようなものだ
本人が起きていようかでていようが同じ速度で進行し何かにうつつを抜かしていると
あっという間に終点だ
はいここで一旦と
います専門家によるとセネカの時間に対する捉え方というのは大きく2つあると言われ
ていますひとつは時間を浪費してはならないということ
これは先ほど時間は財産なんだという話からわかると思います
そしてもう一つが若い時期を無駄にしてはならないということです
やりたいことがあるのにそれを五十六十とか人生の後半
にずらすなと言っていましたがまさにここですよね人の命はえええんではないしいつ
死ぬかもわからないのにそんな人生が一生続くかのような行動をとってはダメだと
若いときほど時間を節約しそして自分のために使うんだと
セネカはそのように教えてくれてるわけですねでは続きを見ていきましょう
人生というのは3つの時期に分けることができ
過去現在未来だ現在は一瞬で過ぎされ
未来は誰も予測ができない不確実なものだ
その一方で過去は動かしようのない運命の力が及ばない特別な時間だ
だがどうだろう雑事に追われ大忙しの人間はその特別な時間である過去
まるで存在しないものかのごとくする
my muji するそれは忙しい彼らに過去を振り返る余裕がないのも理由の一つだ
がそれだけじゃない
過去に起こった嫌な出来事に目を向けたくないという気持ちを少なからずあるはずだ
傲慢な態度をとってきた人法に背くような行為を行ってきた人
無駄にダラダラと時を過ごしてきた
人はこういった人にとってかことはただただ恐ろしいものでつい目をそらしてしまう
しかしかことは私たちが持つ時間のうち唯一運命に支配されない神聖な時間なんだ
欲望や不安や病気といったことに悩まされる心配もない
何かにかき乱されることも誰かに奪われる恐怖もない
過ぎ去った
時間とはすなわち私たちが a に所有している財産なんだ
現在という時間は一瞬であるのに対し過去はそのすべてがあなたの所有物となる
そして好きな時に好きな量を取り出してそれをじっくり眺めることができるしかし多忙
な人間にはそれができない
過去をじっくり振り返る機会を持たない人生というのはあっという間
に過ぎ去り深い闇の中に消えていくそれはまるでそこがない容器に水を注ぐが如く
いつまでも満たされることはないたとえどれだけの時間を与えられようとも自分の心の
穴や裂け目からこぼれ落ちていくのだ
現在という時間はとてつもなく短い短すぎて時間が流れていることにすら気づくことも
できる
不安定で流動的で一瞬で過去という時間に置き換わっていく
天空の星々はたゆまぬ進行により一瞬たりとも同じ位置にとどまりはしない時間もそれ
と同じように絶え間なく流れ続け何尾度もそれをつなぎとめることを許されていないの

にもかかわらず多忙な人間というのはそんな短すぎで捕まえる
ことのできない現在にしか関心を持たないいやあまりの雑事に追われその現在細胞を
奪われていると言ってい
しかしそんな世界から距離をとり自分のために時間を使える人間というのは何
充実した人生を手に入れることができてそれゆえ5最後の日が訪れてもその人は
しっかりとした足取りで
ためらうことなく市へと歩み寄ることができるんだ
はいここで一旦ストップします過去を振り返らないから人生に対して短く感じてしまう
んだというのは面白い指摘ですね
ちなみに彼の哲学はストア派
と呼ばれるが母の一つなんですがこの学派は自らを省みることない性を特に重要視し
ます
ですから自分の過去をゆっくり振り返る時間を持てないほどの多忙
セネカはものすごく気だったわけですでは次行きましょう
私は哲学に時間を割く人間こそが真生きている人間なのだと思っている
なぜなら
己の時間己の人生を守るだけでなく過ぎ去った時間もしっかりと蓄えているからだ
優れた哲学者は崇高な思想体系を築き
私たちに生きる道を教えてくれているそして私たちは書物によってどんな時代の h に
も気軽に手を伸ばすことができる
そくらです0
2グラスデモクリトスにアリストテレスこういった偉大なる賢者たちは私たちに対して
今は忙しいから帰ってくれなんてことは絶対に言わない
それどころか訪れたものを着た時よりも必ず幸せな気持ちにしてくれるし
人生が終わる最後の瞬間までどのように過ごすべきなのかを教えてくれる
そして自分
たちが過ごした歳月を手土産として私たちの時間に積み上げてくれ
そんな偉大なる賢者を友人とし自分自身を人生の主人として過ごしていくならばあなた
に待っているのは最高の晩年だ
しかし加工忘れ現在を無視し未来を恐れるものは極めて短い不安だらけの人生を歩む
ことになる

彼にも彼らは自分たちが長い間何も意味もなくただ多忙によって時間を過ごしてきたの
だとしと迎え行った時に気づくはずだ
はいここで一旦ストップします要するに書籍というどこでもドアがせっかくあるんだ
から
過去の偉大なる賢者にどんどん会いに行ったらどうですか
彼らを人生のメンターにしないではあります
全4というわけですねまだ人間の死というのは心の準備が整っている時にやってくる
わけじゃない
今ですかというタイミングで急にやってくることだって
あるわけですそのときにあぁなんて自分はもったいない時間の過ごし方をしてしまった
んだと後悔してからじゃ遅い
だから偉大なる賢者たちとじっくり対話をしながら自分はどう生きたいのかどういう
最期を迎えたいのかと腰を据えてじっくり考えてみたらどうですかと
ご提案されているわけですこれは以前紹介したショーペンハウエルの
読書についてという作品に通じるところがあります
彼は本書で読書をするなら了承を選びなさい
特に切り者ローマの個展は全く外れがなくすべて良書です
間違いないと言っていましたがまさに今の話に通じるところではないでしょうか
さてだいぶはしょりながら進めてきましたがこういった流れの中でセネカは
穀物管理の責任者をしている煽りう3
ついに引退せよとクロージングをかけに行きます
では続きを見ていきましょう煽りレスが君は十分すぎるほど
荒波にもまれてきたそろそろ安全な港に避難してもいい頃合いじゃないか
君には人徳があるしそれは誰もが認めているならばその得
お仕事ではなく自分のために使ってみたらどうだろう
私は何も怠惰とか退屈な生活を進めてるわけじゃない
君のその持ち前の活力を惰眠や快諾のために浪費するなど
持ってる方から私はただ休息を進めたくてこの手紙を書いてるんじゃない
職務から離れ穏やかで自由な生活を送れば今まで精力的に取り組んできたことよりも
ずっとた
刹那仕事の存在に君は気づくはずだと私はそう言いたいんだ君がどれだけ構成で堅実で
8人的に仕事をしてきたかはよくわかってただ私を信じてほしい
穀物管理のあり方よりも自分の人生のあり方を知ることのほうが人間にとって大切な
ことなんだ
君は確かに名誉ある職に就いているがそれが
は君の幸せな人生を保証してくれるものではないだろう
なら君のその優れた能力と活力をもっと大切なことで使うべきだ
若い頃からずっと額も積んできたのは今君がやっているような膨大な穀物の安全管理を
引き受けるためだったのか
いやそうじゃないだろう君はもっと重要なもっと立派なことのため
志を立てたはずだ11を正しいサラブレッドに重たい荷物を運ばせその俊足を封じる頃
が一体どこに君にはもっと神聖で崇高な仕事が待っている
だからパウリーですか今こそ旅立ちの時だ君に温かい血が流れてる血

力強く歩みなさいはいここで作品に関してはおしまいです実際にはもっと皮肉たっぷり
でトゲトゲし表現もあるのですが時間の関係でだいぶすっ飛ばしております
ご容赦くださいでは最後に引退後のセネカの話をして終わりたいと思います
彼が皇帝ネロにー私政治家引退しますと辞表を突きつけたのが6
11歳そしてなくなるのが64歳です
せっかく全財産を投げ打ってまで引退したのにちょっと早すぎないかと思ってしまい
ますが実はこれ
寿命によるものではありません暴君ネロによって自害を命じられ
セネカはこの世を去ることになるのです何でそんなことになってしまったのかというと
事の発端
はネロの発生に大家れた男たちが起こしら皇帝暗殺計画の失敗です
密告者が出たせいで何もできずにこの計画は終わったのですが
最悪なことにネロはこの計画にせねかが絡んでるんじゃないかと疑いをかけたわけです
ハチャメチャなことばかりネロは行っていましたから自分がいつ殺されてもおかしく
ないと極度な
疑心4気になっていたんですねそこで彼は次に自分を育ててくれた恩師
セネカまでも疑い自ら命を絶つよう礼状を出し
そして彼の家に兵隊を送り来たわけですとトントンとセレカ
お前がここにいるのはわかっている今すぐ手でこいつるとセネカが姿を現わし
ます普通であれば何事だと大慌てするところですが武装した兵を前にしても彼は
いたって冷静だったといいます
そしてネロの命令を預かった軍隊長自ら
セネカの前に立ち堂々と礼状を突きつけ大声でこう言いました
皇帝暗殺計画に加担した疑いにより二階を命ずる
市は決定事項言え免れることはできない
おとなしく我々に従ってもらおうセネカの周りには弟子や仲間たちがいました
しかしあまりにも突然すぎる状況おり誰一人言葉もです
恐怖で動くことも出来ませんそんな中セネカは毅然とした態度でこう言いました
分かった名
英霊にした顔ただ残された者たちのために遺言を書きたい
しかし軍隊長はダメだお前は自ら c を選ぶこと以外の選択肢はない
そう言って要望 c 付けますするとセネカは自分の周りを取り囲んでいた友人や弟子
たちを見つめ穏やかな表情でゆっくりと語り始めました
君たちに感謝の言葉を残したかったんだがどうやら時間が来てしまったような
ならば今私が持っているものの中で最も美しいものを君たちに残していく
それは私が今こうして生きているという姿が
せねかは自分の目の前で突然現れた氏に対しても一切恐怖を見せることなく悠然と構え
ていました
それどころか自分のために泣く
沈んでいる仲間恐怖で震えるでした超気遣い
励ましそして語り続けます君たち何泣いてるんだ
気をしっかりたもて友利学んできた哲学の教えはどこへ行ったがこういう不慮の災いに
備えて長年心の訓練をし
備えてきたじゃないかネロは自分の母や
弟すら死に追いやった教育者である私がそこに加わらない理由が一体どこにある
そう言ってセネカはいよいよしの世界に自ら歩んでいくのですがそのシーンはあまりに
も壮絶であったといわれている
何をしたかと言うとまず刃物で手首や足といった太い血管が流れている場所を切りつけ
出血しを試みたのですところが高齢であることと食が細かったことによって死に至る
ほどの出血にはならなかったですそこで彼は激痛に耐えながら友人の医師に毒薬をもう
持ってきてくれと頼むんですこの毒薬というのはヘムロックと言って大量摂取によって
呼吸困難や神経麻痺などが起こるとされているのですが
ソクラテスもこれによって自ら命を絶っていますそしてセネカもソクラテスと同様に
毒杯をの日干すのですが今度は毒が効いてくれなかったら動脈を切ろうが
モード空 no
運命がセネカの子を拒絶しようとするです
しかし彼はそんなこともお構いなし毒が効かないんだったら熱湯を用意しろと言って
その中に身を投じ
ようやく息を引き取ったとされていますこの衝撃的なラスト4
セネカの生き方や彼のケツ顎が象徴されているとされ17世紀以降8
ロッパ度多くの画家が彼の死をテーマにした作品を残しているのです
その一枚がこちら冒頭にお示しした絵画です
バロック美術を代表する天才画家ピーテルパウルルーベンスるよる
セネカの死というタイトルの作品ですいかがでしょう
初め見たとき全く訳が分からなかったという方もそういうことだったのかとちょっと
印象が変わったんじゃないのかなと思います
そう
して彼の死から約30年経ってようやくローマ帝国は混迷の時代を脱出し平和と繁栄の
時代
すなわち五賢帝時代に突入しますそして以前紹介いたしました
奴隷の哲学者エピクテートスが満を持して登場するという流れになるわけですね
さぁ本日はセレカの代表的著作である人生
の短さについてとその歴史的背景や彼の生涯まで幅広く紹介をさせていただきました
もしこの動画でんせいかについてご興味を持っていただけた方がいらっしゃいましたら
ぜひ実際に作品に触れてみてください
偉大なる権者との時間は何物にも代えがたい財産になるはずです
はいというわけで人生の短さについて
以上でございます動画の途中で出てきたショーペンハウエルやソクラテスそして
エピック程度数に関する動画については概要欄に貼っておきますのでよかったらこちら
も合わせてチェックしてみてください
面白かった参考になったという方は高評価コメントなど頂けますと嬉しいです
またチャンネル登録もよろしくお願い致しますで
はまた次の動画でお会いしましょうありがとうございました

この記事を書いた人