【16分解説】免疫力を上げる45の方法|安保 徹 ~新型コロナウイルス対策。今すぐ出来る免疫力を高める方法10選~ 投稿日 2020年4月9日 更新日 2022年2月22日 著者 netch カテゴリー アバタロー ハイ!どうも、アバタローです。本日は、安保徹(あぼ とおる)先生の [免疫力を上げる45の方法]こちらを ご紹介させていただきますご承知の通り現在、新型コロナウイルスが 世界中で猛威を振っておりますが皆さま、ご体調はいかがでしょうか恐らく感染症対策は、もう 十分されて、いらっしゃる事かと思いますが同じくらい、今…対策をしておきたいのが [免疫力]ではないでしょうか…と言いますのも、万が一体内に ウイルスが侵入してきた時その敵と闘うのは、 薬剤でも医療従事者の方でもなく私たちの免疫でありますそこで本日は、元新潟大学 医学部の名誉教授であり日本の免疫学の権威として 大変著名な安保先生の書籍から誰でも簡単に、今すぐできるような 免疫力を高める方法或いは、免疫力を下げないポイントなど 厳選して10個をご紹介させていただきますもう、既に知っている内容でも 実は、意識していなかった取り入れていなかったというものも あるかもしれません是非、最後までご覧いただき 心身共に万全な状態でこの難局を乗り越えていければと 思っておりますそれでは、参りましょう。 安保徹[免疫力を上げる45の方法]まず、どのようにすれば 私たちは、免疫力を高めることができるのでしょうか結論から言えば、ポイントは2つです1つは、副交感神経を優位にし自律神経のバランスを整えるもう1つが、体を 『高体温・高酸素』状態にするこの2つです。 順番に説明致します副交感神経というのは 私たちの全身に張り巡らされた自律神経の一種になりますが 主に緊張をほぐし、心身をリラックスさせ心拍数・ 血圧を安定させたり、免疫に関わる リンパ球の比率を増やすといった働きがあります一方で、交感神経というのは 身体を緊張状態にし、心拍数や血圧を上げ免疫に関わる『顆粒球』の比率を 増やすという働きがありますこの2つの神経というのは、どちらかが優位に働けば どちらかが抑えられるというよりの周囲の状況や、心身の状態に応じて 交互に働く仕組みになっています従って、この2つの神経のバランスを整えれば免疫も正常に機能してくれる というわけでありますただ、今みたいに、外出規制がかかり 何処にも行けないとか働きに行きたくないのに 出社しなきゃいけないとか帰省したいんだけども出来ないとか 子供たちを学校に行かせたくないとかどうしようもない、高ストレス状態に 置かれている方が大半だと思いますそうなると当然、交感神経が優位な状態に傾き 自律神経のバランスが崩れてしまいますそして、免疫力が落ち、益々ウイルスにとって 都合の良い環境が整ってしまうであれば、その反対…すなわち、副交感神経を 優位にさせるような状態に、持って行くという事は戦略上、非常に 重要になってくるというわけですそして、もう1つのキー ワードが 『高体温・高酸素』ということでございました細かいメカニズムの話しは、割愛しますが結論、人間の体というのは 『高体温・高酸素』状態に整えると免疫力が高まると言われています要は、生活習慣の中で体を温めて、酸素を十分に 体内に取り込みましょう、というわけですねでは、今…申し上げた2つを実現する為に 具体的にどうすれば良いのか今からその方法を、ポイントを厳選して 10個、順番にご紹介をして参りますまず、1つ目がというものですバランスのとれた食事が一番大事です!と いう前提の下で、お話しを致しますがココで言っているのは これらの食品を摂ることで副交感神経を優位にすることが 可能である、というお話しですどういうカラクリかというと…。 皆さん、普段「あれ?なんか今日は 辛い物が食べたい気分だなとか」「いや、酸っぱい物だなとか」 そういう時って、ないでしょうかあれは、あなたは今 ストレスを感じていますよ交感神経が優位なんですよ、という サインである、と言われています我々、人間の体というのは 酸味・苦味・辛味といった、刺激を受けると『嫌悪反射』 と呼ば れる反応が起こりますこれは、嫌なものから逃れようとする 人間の身体に備わった機能でして例えば、梅干しを食べた時に 唾液が大量に分泌されますよね正に、あれが 『嫌悪反射』と呼ばれるものです体に入って来た刺激物を早く出そうと 一生懸命、唾液分泌を増やしたり胃腸の働きを活発にしたりするわけですそうやって、胃腸の働きが活発になると 自律神経は、副交感神経の方に優位に働いてきますですから、副交感神経を優位にするために上手くこの『嫌悪反射』を利用してやりましょう、と 言っているわけですねこの時のポイントは、自分の体調によって 使い分ける事。これが大事です!疲れを感じているなら『酸味』のある食材イライラしているのであれば 『苦み』のある食材体が冷えているのなら 『辛み』のある食材…というように自分の『今』の状態に合わせたものを チョイスすることがポイントですまた、こういった刺激系食材を 良かれと思って摂り過ぎてしまいますと今度は、交感神経刺激に繋がり かえってストレスが高まって逆効果になる可能性があるそうなので バランスには、十分ご注意くださいでは、次行きます 2つ目は… 『体の冷えは、万病の元』なんて よく言いますが、体温の低下は免疫力の低下にも 大きく関係してきますで、あれば、体温を上げてくれる食材を 積極的に摂るべきであるというわけですじゃあ、具体的にどうすれば良いのか というと、ポイントは3つですまず、1つ目が 『薬味』や『スパイス』を活用するネギ・しょうが・唐辛子・コショウ といった、薬味、スパイスを普段の料理に ちょこっとプラスしてみる2つ目が 『冬が旬』の野菜を取りれてみる例えば、かぼちゃ・さつま芋・里芋 ・ブロッコリー・小松菜、などですね因みに、野菜ではありませんが、寒い地域で取れる 『鮭』も体を温めてくれる食材として定番です3つ目が、根菜類を取り入れる例えば、レンコンやゴボウ、ジャガイモ といった野菜にも、体を温める作用があります是非、こういった体を温めてくれる食材を 意識して、取り入れてみてはいかがでしょうかハイ!次です。3つ目は… これは、10個ある方法の中でも 最も大事なところです結論から言ってしまえば 腸内環境を整えるために、発酵食品と食物繊維この2つを毎日、必ず取る。 もう、これに尽きますでは、なぜ腸内環境が そんなに大事なのかというと人間の免疫細胞のうちなんと、約 70%は 私たちの『腸』にあると言われているからですそこで、何が最適な食材なのかと言えば やはり、発酵食品具体的には、味噌や醤油、 納豆、ぬか漬けなどですね日本の伝統的な食材には こういった発酵食品が 多数ありますまた、和風だしに欠かせない『鰹節』 意外と知られていませんが、これも発酵食品ですじゃあ、なぜ発酵食品が腸内環境にとって そんなに良いのかというと、その理由の ひとつが腸内細菌のバランスを整えてくれる 働きがあるからです腸内細菌というと、よくCMなどで『善玉菌』『悪玉菌』『日和見菌』とか 聞いたことがあると思いますこれらは、2:1:7という ベストバランスがあるのですがそれを発酵食品が 上手く調整してくれるというわけですねじゃあ、2つ目の食物繊維については どうなのかというとこれは、免疫力を高める上で 絶対に外せないものになります食物繊維 の役割は、大きく2つあります1つが腸を刺激して、副交感神経を 活発にしてくれるというものですこれによって、リンパ球の数が増えて 免疫力の向上が期待されますもう1つが、活性酸素を 体外に出してくれるというものですつまり、細胞の『酸化』や『感染症』にも 関与していると言われている活性酸素を排出する作用があるので 積極的に摂取しておきたいというわけですねそこで、食物繊維が豊富な食材を ザっとご紹介致しますカテゴリーとしては、大きく4つあります1つ目が、 野菜類具体的には…[ごぼう、ほうれん草、 モロヘイヤ、ブロッコリー、カボチャ]これらは、活性酸素の排出を促す植物繊維に加えて抗酸化作用のあるビタミンも 豊富な食材として、知られています2つ目が、キノコ類です[しいたけ、まいたけ、ぶなしめじ、 えのきだけ]などですねキノコには、キノコ特有の『ベータグルカン』という 食物繊維が含まれているのですが腸内の免疫細胞に、ダイレクトに働きかけてくれる 免疫力アップに欠かせない食物です3つ目が、海藻類です具体的には、[昆布、わかめ、もずく] などですね海藻特有のヌルヌルした成分は、『アルギン酸』や 『フコイダン』という食物繊維の一種とされています特に後者は、免疫の強化に加え 腫瘍の自滅を促す働きがあるとされています最後4つ目が、玄米です。玄米は、白米の約5倍の食物繊維が含まれており 更に、ビタミンやミネラルもたくさん含ま れています以上4つが、食物繊維が 豊富に含まれている定番食材となります先程、ご紹介しました、発酵食品と合わせて 毎日の食生活の中に取り入れて、腸内環境の整備そして、免疫力アップに 繋げてみていただければと思いますはい!…というわけで、『食』という観点から 如何に免疫力を高めるかというポイントを3つご紹介させていただきました次からは、『食事』ではなく 『セルフケア』という観点からお伝えして参りますでは、4つ目です。 これは、免疫力を低下させないために行う 『眼の体操』です今は、スマホ社会ですから、どうしても 目を酷使してしまう状況にありますよね実は、目というのは 酷使すればするほど、緊張状態が高まり交感神経が刺激されて、全身の血行が 悪くなるという事が分かっています従って、1時間に1回は、休憩を取って 目のコリをほぐしてあげるようなケアが必要なのだというわけですせっかくですので、実際に『目回し体操』 皆さんと一緒にやってみたいと思いますスマホはそのままで結構ですので お耳だけ、こちらに傾けてみてくださいでは、行きます。まず、姿勢を正して 真っすぐ、前を向いて下さい顔を動かさず、眼球だけを動かしますまず、『上』を見て下さい。 限界まで、上を見て下さい次、『下』です。 限界までグッと下を見てください同じように、次…『左』です。左… ハイ、次は、『右』ですそして、今度は眼球を『時計回り』に ゆっくりと動かしていきますグルーッと。ハイ、そうです。 そしたら…反対回りも同様に行いますグル―ッと。はい。もし、目が回って気持ちが悪いという方は 目を閉じたまま、行ってみてください。はい!いかがでしょうか結構、目の重さが 取れた感じがしますよね是非、『目回し体操』を取り入れてみてくださいはい、では 免疫力を高める方法、5つ目行きます爪の生え際にある、ツボを押す。『ツボ押し』が、体に良いという事は なんとなく、ご存知の方も多いと思いますがちゃんと免疫力を高めてくれる 『ツボ』というものが存在しますそれが、井穴(せいけつ)と呼ばれる 爪の生え際にあるツボでございますこの、井穴(せいけつ)と言いますのは 自律神経が密集していてココを揉んであげることで 自律神経のバランスが整い、体調が改善され免疫力を高めることができると 期待されています右手、左手、どちらでも良いのですが 実は、どの指の爪を押すかによって効果が違って来るそうです量が多いので スライドに出しておきますがザっというと、喉とか 呼吸器系に良いとされているのが『親指』胃や腸といった、消化器系なら『人差し指』耳鳴り、難聴といった 耳に関係するのが『中指』ダルさや気持ちの落ち込みに効くが 『薬指』肩こりや目の疲れ、頭痛に効くのが 『小指』という感じですポイントは、3つあります!当てはまる症状に対応する指を 『20秒間』刺激してあげること1日3回が目安で、やりすぎても 効果は、期待できません足の指も同様にやってあげると より効果的ですただし、本当に 体調が優れない時の自己判断は、危険です先程の食事の件も含めてですが必ず、主治医の先生やメディカルスタッフの方の ご意見に従っていただきますようよろしくお願い申し上げますはい!…というわけで、免疫力を高める セルフ ケアのお話しは、以上になりますここまで、『食事』3つ。『セルフケア』2つ。 合計5つの方法をご紹介致しましたこれ以降は、生活習慣という観点から ご紹介をして参りますでは、免疫力を高める方法6つ目です。 実は、10個ある方法の中で 最も簡単で効果的に免疫力を上げることができるのが この『入浴習慣』です要は、体を温めて、免疫細胞が働きやすい 状態にしてあげましょう、というわけですポイントは、1つだけご自身の体温を測って、それに プラス4度の湯船に10分浸かる、これだけですシャワーでは、同様の効果は 期待できないそうなので、ココはご注意くださいもし、疲れが溜まっていて 尚且つ、時間や体調に余裕があれば半身浴で、ゆっくり汗を掻くことも 効果的だそうです浸かり過ぎには、十分ご注意いただき 決して無理をせず、30分や1時間といった適度なタイミング で 切り上げて頂ければと思いますはい、では、免疫力を高める方法 7つ目は… 何となく『睡眠のリズム』は、一定の方が 体に良さそうなのは、想像できますが免疫という観点から、どう良いのか ちゃんとここで、知識を整理しておきたいと思います簡単に申し上げますと 睡眠リズムを一定にすることによって免疫を司る 『リンパ球』の数が増えるというのが1つそして、もう1つが…冒頭で申し上げました 自律神経のバランスが整って来るこれによって 免疫が高まるというわけですココでのポイントは、3つです。1つが [毎日7時間~9時間は寝る]ことこれによって、自律神経が整ってきますそして、もう1つが[就寝時間を一定にし、少なくとも 午前0時前には必ず寝る]ことこれによって、リンパ球の数を増やし細胞を活性化させる成長ホルモンを 確実に、分泌させるというわけです。最後、3つ目が [寝る時の姿勢を仰向けにする]こと『うつ伏せ』や『横向き』よりも 肺やお腹を圧迫しないため睡眠時の呼吸が深くなって、熟睡でき睡眠そのものの『質』を上げることが 出来るのだというわけですはい、では次、行きます。 免疫力を高める方法。8つ目は… 顔には、たくさんの筋肉があって 笑うと、その筋肉が大きく動きます大笑いをすれば、腹筋も使います筋肉を使うということは 熱が発生しますから、体温が上がります体温が上がるということは 免疫力のアップが期待できるというわけです因みに、心から笑っていなくても 口角さえ上がっていれば、脳は笑っていると錯覚してリンパ 球の数が増え 免疫が上がるそうです大事なことだからといって ついつい暗いニュースばかり、目が行きがちですが切り替える時は切り替えて 1日に1回は、笑える番組ついつい、微笑んでしまうようなコンテンツに 触れてみてはいかがでしょうかはい、では次です。 免疫力を高める方法、9つ目は これは、免疫力を高めるというよりも 『下げない』という表現の方が適切かもしれません要は、「気を付けなきゃ!」 「頑張らなきゃ!!」と気を張って自分をルールで縛るというのは これは、限度を超えるとストレスになります人間ですから、多少サボったり、リズムが崩れたり夜更かししたりすることは、誰だってありますそういった、自分を許せるぐらい 心に余裕を持っていた方が免疫力を落とさずに済むというわけですねさぁ、そして最後。10個目です。 ラストは これは、免疫機能を下げない為の ポイントとなります。ただ、どうでしょうかのんびり、まったり過ごすのって、別に 悪い事じゃないんじゃないの、って思われた方も いらっしゃるのではないでしょうかただ、冒頭で申し上げました通り交感神経と副交感神経のバランスが 免疫にとって大事なんです従って、あまりリラックスしすぎて 副交感神経が過度に優位なのはよろしくないですよ、というお話しです副交感神経が活発になると、確かに リンパ球の数は増え、免疫力が上がって来るのですが増え過ぎたら、増え過ぎたで かえって、不調が起こってしまう事もあるそうです特に、在宅期間が長引いたりして ついつい、緊張感がなくなってきてしまいますとこういった事態に陥りそうなので 注意したいところです対策としては、決まった時間になれば カーテンを開け日光を浴びる時間を増やしたり 日中は、筋トレをしたり夜は休むというように 生活リズムを整えてあげると交感神経が刺激され バランスが整って来るそうですのでメリハリを持った生活は 維持したいものですねはい!…というわけで、10個…全てのご紹介が 終わりましたが、 いかがでしたでしょうか誰でも簡単に、今直ぐできるような内容だけを ピックアップ致しましたので是非、今できる範囲の中で 一つでも、取り入れてみていただければ幸いですはい!…というわけで [免疫力を上げる45の方法]以上でございますまた、何かお役に立てるような情報や 有意義な時間を過ごしていただけるような情報があれば発信して参りますので、まずは何より、 お体にはくれぐれも気を付けて、お過ごし下さいでは、また次の動画でお会いしましょう ありがとう ござい まし た この記事を書いた人 netch 記事一覧